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気付けない人は何が足りないか [勉強の役割]


言われたことをきちんとやる。
子供の間はそれで良いのかもしれませんが、大人になったときに求められるのは、自分で行わなければならないことを自分で決めて行動する姿勢です。
人が成果を上げるプロセスは大抵以下の四段階に分けて説明できます。
第一段階は、「気付く」です。
そして、それに対して働きかけを行うことを決める自分がいます。
すなわち、第二段階は、「決める」ことですね。
さらに、行動に移すのが、第三段階の「動く」。
通常、それを継続して初めて成果が出ます。
ですから、「継続する」というのが最後の第四段階となります。
まとめるとこうなります。

気付く→決める→動く→継続する

何かをしようと決める自分。
実際に動こうとする自分。
続ける自分。
それぞれの自分自身は「気付いた」自分自身の延長線上にいるわけで、これらの過程の中でも特に重要なプロセスが「気付く」ことだというのはお分かりいただけるかと思います。

その「気付き」の力を高めるためにはどうすればいいのか?
この問題を教育現場の多くの人間はあまり深刻に考えていないような気がします。
教育は与えることが当たり前になりつつあるんですね。
「気付き」力を高めようという発想が抜け落ちてしまうのです。
ところが、この「気付き」の能力の有無。
会社で部下の指導を行う課長とか、そういう立場の人にとっては切実な問題となっています。
部下をお持ちの方ならお分かりになると思いますが、ぱっぱっぱっと気付いて行動してくれる部下がやはり優秀なわけです。
つまり、社会で求められている必須の能力の一つと言えます。
社会で自立出来る力を育てるのが教育の責務ならば、この能力を高めてあげることは教師として当然求められるべき役割であるはずです。
いえ、私の意見では、教育というのは、かなりの部分でそのために存在していると言っても過言ではありません。
そのためというのは、「気付き」の力を高めるためということです。
それなのに、なぜそれがおざなりになってしまうのでしょうか?
おざなりになってしまう理由を考える前に、そもそも「気付き」の力を支える要素は何なのか?という部分からお話をしてみたいと思います。

私が考えるに、「気付き」の力は大きく二つの要素から成り立っています。
ここでは仮に右脳的要素、左脳的要素と名付けることにしましょう。
一般的な言葉を用いるなら、右脳的要素を状況把握力、左脳的要素を課題発見能力とでも呼ぶのでしょうか。

まず、「気付き」の力を構成する要素の一つ目。
右脳的要素について。
これは言うなれば、直感的な「気付き」力です。
頭で考えて気付くというレベルではなく、見た瞬間に閃くような気付きです。
横に広く、縦に浅いイメージ。
落ちているゴミに気付くとか、日常の些細なことに対する気配りにおいて発揮される力です。
それに対して、左脳的要素とは何か?
一言で表現するならば、論理的な「気付き」力です。
見た瞬間に閃いて、瞬時に取るべき行動を選択するようなタイプの気付きではありません。
縦に深く、横に狭いイメージです。
例えば、「なぜ空き缶は丸いのか?」このように本質的な部分への問いかけから思考が始まり、「なぜ?」「なぜ?」と思考をより奥深くまで追及していくことで得られる「気付き」を指します。
この二つの要素である右脳的要素、左脳的要素のどちらが大切ということではありません。
どちらも重要なんです。
そして、教育において求められるべき重要な役割はこの二つの「気付き」力を高めていくことです。

同じ「気付き」力ですが、それを右脳的要素、左脳的要素と分けた場合に、私はそれぞれの力を高めるために必要な指導を別の次元で考えています。
まず、右脳的要素。
こちらは普段の躾によって高めていきます。
例えば、子供達は何かをしてもらっていることに対して「ありがとう」とあまり言えません。
常識のない社会人も同様です。
残念ながら、私の教室にアルバイトとしてやってくる多くの大学生も初めはそうでした。
彼らが「ありがとう」と言えない最たる理由は何か?
見た限り、人格的に問題のある大学生はいなさそうです。
それなのに言えない。
今では私の下で働いたことのあるほとんどの人間は、私が食事に連れて行った日の翌日までには必ずお礼のメールをしてきます。
でも、最初はそれができない。
なぜなのか?私はこれが不思議で仕方ありませんでした。
彼らと話していて、やっとわかったことがあります。
何のことはない。
彼らに悪気は全くなく、「してもらった」自覚がなかったんです。
よく考えてみれば、これは当然の話だったんですね。
アルバイトとしてやってくる彼らの多くは20歳未満。
食事代も、家賃も、学費も、そのほぼ全てを親が出しているわけですから。
与えられることが当たり前になっているから、会社で上司が食事代を払ってくれることも当たり前になっていたんです。
要するに、「してもらった」ことに対する気付きの欠如があったということ。
その視点に気付いてから、私は自分の教室運営を再度見直してみました。
そしたら、あるある・・・。
出来ていないのはお礼ばかりではありません。
椅子をひかない、ゴミを拾わない、靴をそろえない、ごめんなさいを言えない・・・
多くの基本動作が出来ていないことにショックを受けました。
最もショックだったのは、その環境を作り出しているのは自分自身だったということ。
つまり、私自身にそういう姿勢が欠如していたのです。
私が第一に職場のリーダーとして自立出来ていなかった。
部下に対して「ありがとう」の気持ちを持って接せていない部分がたくさんあったんですね。
動いてもらうことが当たり前と考えている自分がそこにいました。
で、何から変えたか?
まずは自分自身の姿勢です。
「ありがとう」、「お疲れ様でした」この二言を忘れずに言うようにした。
身の回りの整理整頓や職場の清掃をこれまで以上に心がけた。
(それでもまだまだでしたが・・)
その後、職場の躾を徹底しました。
具体的に言えば、挨拶を変えた。
靴をそろえさせるようにした。
お礼を言わせるようにした。
この3点です。
挨拶というのは、言うなれば日常で頻繁に遭遇する「気付き」の瞬間です。
相手の存在に気付くことでなされる行為ですから。
当たり前のことと馬鹿にせず、これをきっちり出来るチームを作ろうと考えました。
結果的に、私の言うところの右脳的気付き力のレベルは職場としてかなり底上げされました。
例えば、ゴミを拾ったり、寂しそうにしている子供にすぐに気付き、声をかけに行ったり、こういうことをもう一段高いレベルで行える組織になったんですね。
この出来事以降、私は確信を持っています。
「気付き」の力を高めるための要素の第一は日常の躾の習慣によって養われると。

もう一点。
今度は左脳的要素です。
これはどのようにして高めるか?
決まっています。
学問によって高めるんです。
具体的には論理的思考能力を高めること。
さらに言えば、数学や理科をしっかりやること。
過去の記事でも明らかにしてきましたが、論理的思考能力を高めるための方法は数学や理科に限りません。
トレーニングに適した科目が理数というだけのお話です。
別に理数の勉強をしなくても、日常の些細な事象に対して、「なぜ?」という問いかけを行い、それに対して思考を深めていくことで訓練をすることが出来ます。
先程、挙げた例もそうです。
なぜ、空き缶は丸いのでしょうか?
四角の空き缶の方が運びやすいと思いませんか?
このように身の回りにあるもの全てが、思考のトレーニング材料となります。
左脳的要素による気付き力。
この分野でのプロフェッショナルは、大学教授を初めとした研究者と言えるでしょう。
なんらかのテーマについて、「なぜ?」という問いかけを行い続けるのが彼らの仕事だからです。
残念ながら、あまり勉強をしたことのない人は、この点における思考の粘り強さに欠けるケースが多いです。
思考の粘り強さに欠ける人は当然ながら、この点における気付き力も弱いです。
学歴はなくても、頭の良い人は確かに存在します。
そういう人は先に挙げたように、日常の物事すべてに「なぜ?」と問いかける習慣を自然と身につけたことでしょう。
でも、題材の何もないところから、そういう思考を出来る人は稀です。
余程、追い詰められている人でなければそこまで深い思考は求められないでしょう。
普通の人は数学や理科の中にある特定の題材(要するに、テキストなどの問題)を使って思考力を高めるべきではないでしょうか?というのが私自身の見解です。
その際、ただ問題を解かせるのではなく、興味を持たせるように上手く導きながら指導していくのが各教科の教師に求められる重要な役割ですね。
※たまたま、とても良い記事を私が過去に指導した講師が紹介してくれました。
私の考える教育の理想形の一つがここにあります。
(東大合格激増させた灘校伝説教師の授業は文庫本一冊読むだけ)
http://tinyurl.com/4h93ww3

とにかく、躾と学問という二つの手段によって、気付き力は高めることが出来るというのが今回の主張です。
両方とも、教育が果たすべき役割なのですから、そうした意味で、教育と「気付き」の力の間には密接な関係があるという事が出来そうですね。
有名大学の学生がある程度優秀なのは自明の理なのです。
ただ、躾が不十分な学生が多いのも事実なので、この点、指導の余地ありですが・・。
体育会系の学生が好まれるのは、こうした点にも理由があるのではないかと考えています。
いかに躾を行えない大人が増えたかということですね。

世界各国から被災者の方々へ [東北太平洋沖地震]


東北太平洋沖地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

このブログの読者の方の中には東北地方の方もおられたことと思います。
これだけの惨状を前に言葉もありませんが、一日も早い復興を願ってやみません。

世界中の人たちが被災地の方々へメッセージを送っています。
本日はそうした言葉や心温まる記事を紹介させていただくことにしました。
ご家族を亡くされた方を前にして、主体性もプラス思考もないでしょう。
それはあくまでも平時の心構えにすぎないのですから。

ある心理療法士の方がうつ病の方の状態を帆の折れたヨットに例えておられました。
なるほどと思います。
震災によるショックはうつ病とは異なりますが、精神状態が弱っているという点で共通しています。
帆の折れたヨットは、他の船が牽引して陸地に戻します。
そして、また海へと戻ってゆくのです。

漂流してしまったヨットを牽引するのと同様、心身ともに弱っている方を支えるのは周囲の人間です。
世界中の人たちからの応援は、被災された方々の心の支えとなるに違いありません。
そうしたメッセージが一人でも多くの方に届くように願いつつ、以下紹介させていただきます。

●ウォールストリートジャーナル 「不屈の日本」
http://jp.wsj.com/Japan/node_196990

●ニュージーランド
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110313-00000303-alterna-bus_all

●アフガニスタン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110314-00000861-reu-int

●英紙 インディペンデント・オン・サンデー
http://www.sanspo.com/shakai/news/110313/sha1103132056032-n1.htm

●中国
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-110313X140.html?fr=rk

●パキスタン
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2790486/6949127

●ロシア
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2790486/6953816

●レディー・ガガ
http://www.j-cast.com/2011/03/13090368.html

●Pray for Japan
http://twitter.com/#!/pinriko/status/46760773871083520

●MTV
http://www.mtvjapan.com/news/think/18894

●世界各国
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00194973.html

●Operation Tomodachi (英語
http://edition.cnn.com/2011/US/03/12/quake.response/index.html

●セビージャvsバルサ
http://twitpic.com/497y3o

●国連からのコメント
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する。」

私が目にしたものの中から特に感動的だった記事をピックアップしました。
もちろん、この他にもたくさんあります。
なんだかんだ言っても、こういうとき人間って本当に素晴らしいですね。


放射能で東京は大変なことになる? [東北太平洋沖地震]


こんにちは。
本日も引き続き地震関連の記事を書きたいと思います。

福島第一原発が大変なことになっていますね。
わかりにくいニュースがあまりに多く、パニックを助長しかねない状況に思いましたので、問題をわかりやすく整理してお伝えしたいと思います。
もちろん、私は原子力の専門家ではありませんので、正確性は保証出来ません。
報道されている事実を基にして、現状をわかりやすく整理してお伝えしようというものです。
わかりやすさを優先するために、若干の正確性を犠牲にすることをお許しください。

まず、放射線量と人体に与える影響についてです。
(※読売新聞の記事より数値のみ抜粋)
700万~1000万マイクロシーベルト   致死量
300万~500万マイクロシーベルト   半数の人が死にいたる
10万以上マイクロシーベルト  がんになる人が増加
6900マイクロシーベルト  胸部CTスキャン
2400マイクロシーベルト  日常生活での一年間の被爆量
200マイクロシーベルト  東京・ニューヨーク間を飛行機で往復
100マイクロシーベルト 胸部レントゲン

数学や算数でもそうですが、単位がそろっていないと話がややこしくなります。
ですので、ここではマイクロシーベルトに統一してお話を進めていきます。
まずは以下の記事を見てください。
本日3/15現在の都内の放射線量についての記事です。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031513200065-n1.htm

東京都で通常の20倍以上の放射線量が確認されたということが書いてあります。
これだけ読むととても恐ろしいですよね?
数字というのは、単独ではあまり意味を持ちません。
0.809マイクロシーベルトなどと言われてもほとんどの人はピンと来ない量なので、通常値の20倍という表現を使っていますが、これは不安を煽るだけでしょう。
20倍と言われると、とんでもない値なのではないかと不安になる人も多いと思います。
さらにこの記事の悪いところは、数字の使い方が曖昧な点です。
私が推測するに、0.809マイクロシーベルトというのは、一時間当たりの数値です。
さいたま市は毎時1222ナノシーベルトという表現をしています。
こちらは単位が違うのでわかりにくいです(なぜ統一しないのか?)。
1000ナノシーベルト=1マイクロシーベルトなので、さいたま市は一時間当たり1.222マイクロシーベルトと換算しておきましょう。
繰り返します。

東京都:一時間当たり(予想)0.809μ(マイクロ)シーベルト
さいたま市:一時間当たり1.222μ(マイクロ)シーベルト

果たしてこの量は多いのでしょうか?
それとも少ないのでしょうか?
ここで最初の表の数値から一部を抜粋します。

6900マイクロシーベルト  胸部CTスキャン
2400マイクロシーベルト  日常生活での一年間の被爆量
200マイクロシーベルト  東京・ニューヨーク間を飛行機で往復
100マイクロシーベルト 胸部レントゲン

胸部レントゲンで浴びる放射線量に比較して、100分の1だということがわかりますね。
仮に一年間、この量の放射線を浴び続けたと仮定しても、

0.809(一時間当たり)×24時間×365日=7086μシーベルト

となります。
これに通常私たちが一年間で被ばくする2400μシーベルトを足しても(もちろんこのまま加算するのは数値的に正しくありませんが、多めに見積もるという意味で)、9486μシーベルトです。

通常時の一年間当たりの被ばく量 2400μシーベルト
現在の放射線量が続いた場合の一年間当たりの被ばく量 9486μシーベルト

これを多いとみるか少ないとみるかは、個人の判断によるところでしょうが、現在の数値から大きく変動がない限りは、人体への影響はほぼ皆無とみてよいでしょう。
例えば、レントゲン技師は年間50000μシーベルト以下の放射線量を浴びていると言います。
「50000μシーベルト以下」という表現は曖昧ですが、要するにそれ以下なら安全と判断されていると考えて良いとおもいます。
そう考えれば、首都圏の放射線量は問題になるような量ではありません。

ところで、本日のニュースに第一原発3号機付近で400ミリシーベルトの放射線量が確認されたという記事もありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000078-jij-pol

またしても数値の表現が不適切ですが、これもまた一時間当たりを示しているものと思われます。
400ミリシーベルトという数値は、μシーベルトに換算すると、40万μシーベルトです。
再度、最初の表から数値を抜粋すると・・

700万~1000万マイクロシーベルト   致死量
300万~500万マイクロシーベルト   半数の人が死にいたる
10万以上マイクロシーベルト  がんになる人が増加

すなわち、健康に被害を及ぼすレベルとなります。
裸でそのまま10時間滞在すれば、半数の人が死に至る水準です。
これは尋常ならざる放射線量で、由々しき事態と言えるでしょう。
防護服などを着ているとはいえ、現場の作業員さんにとっては命がけの仕事です。

ここで単位換算による錯覚が起きないように注意が必要です。
400で危険なんだったら、福島県で被爆した方の1000というのは危ないのではないかと。
間違ってはいけません。
400ミリシーベルトは40万μシーベルトです。
避難区域で観測された値の400倍の数値です。
被ばくされた方々の数値は生命に直ちに影響があるような値ではありません。
この点、東京大学の早野先生のtwitterでのコメントが参考になります。

「1974年に中国が大気圏核実験を行い,東京に雨とともに放射性物資が降った。学生だった私はガイガーカウンターで人々の頭髪や衣服などを測定。その数値は、福島の病院で被曝された方々と同程度以上、都民の多くが被爆したはずだが、それによる健康被害は現在にいたるまで報告されていない。」

中国むちゃくちゃしますね(笑)。
被ばくした方からすれば、安心できるまでの判断材料にはいたらないかもしれませんが、参考にはなるお話だと思います。

ところで先程、私のもとに一通のチェーンメールがまわってきました。
以下のような内容です。

原子炉爆発相当やばいらしいです。
メディアはパニックを抑えるため確かな情報流してないそうです。
東京も風に乗って放射能が飛んでくるそうです。
原発被害について おそらく日本一研究している古長谷稔さんの著書 「放射能で首都圏消滅」より引用です。
★ 放射能から身を守る方法
1 呼吸の仕方が分かれ道
外部被ばくに比べて、内部被ばくが圧倒的に危険です。
そのため、放射能を吸い込まないように高性能フィルター防塵マスクをつけてください。
汚染された水や食べ物を食べないように気を付けてください。
傷口からも放射能が入るのでバンドエードやテープで防いでください。
ゴーグルやレインコートがあれば目や肌も覆ってください。
2 家には1週間閉じこもるように
まず水が一番大切です
家じゅうの容器に水をくんでおいてください
ペットボトルの水も大量に用意すべきです
次に、米、麺類です
これらはかさばらず日持ちします
3 閉じこもる時の注意点
とにかく外気が入るのを防ぐようにしてください
換気扇は消しても隙間があいているので
シートとテープでしっかり隙間を防ぐべきです
窓のサッシの隙間もテープとシートでふせいでください
4 雨が降ったら絶対にふれてはいけません
放射能を含む雨はもっとも危険です
事件後、少なくとも10日間は雨にふれてはいけません

突っ込みどころ満載です(笑)。
冒頭の「らしいです」「そうです」「おそらく」で、私なら読むに値しない内容だと判断しますが・・。

勉強が何のために必要か?」と言われれば、こうした怪しげな風評に振り回されず、自分で正しい判断を下せるようになるためとも言えます。
ある程度の学力のある人が落ち着いてきちんと検証すれば、専門家でなくても正しい知識は得られるのです。
私は専門家ではありませんが、この三日間で原発や放射線についてはかなり詳しくなりました。
口頭で人に説明出来るレベルくらいにはなっています。
これは別に私の頭がいいのではなく、現役で勉強を続けている人なら誰でも出来ることです。
ニュースを正しく把握するのは意外に容易ではありません。
そのためにも普段から、数字や文章に慣れ親しんでおく必要があるわけですね。

※注 都内が安全というのはあくまでも私の個人的な認識です。素人の勝手な判断ですので、このブログ記事のみを参考にされるのではなく、なるべく多くの情報を集めて正しい判断を下れるようにお願い申し上げます。

原発に関する一部の報道について感じること [東北太平洋沖地震]


原発について、いたずらに危機感を煽るような記事を目にする度、本当に腹が立ちます。
なぜ、そのように我々を惑わすような情報が散乱するのでしょうか?
今日はその点を検証してみたいと思います。

今回の件に限らず、人々を不安にさせようとする人がいるのは事実です。
なぜそのようなことをするのか?
理由は大きく二つ考えられます。
一つの理由は、注目されたいから。
もう一つの理由は、その方が人々を操りやすいから。
どういうことかもう少し詳しく書いていきます。

まず、一つ目の注目されたいという理由。
人は自分や家族の身の危険に対して最も敏感に反応します。
それはそうですよね?
明日、命がなくなれば何も出来なくなるわけですから。
ですので、そうした情報に対して人々は過敏になるわけです。
それで誰が得をするのかと言えば、マスコミですね。
視聴率を稼ぐことが出来るわけですから。
マスコミが国民の不安を煽るような報道をする背景にはこうした理由があるのです。
そのように行うことを是として教育されてきたメディアの人たちによる偏った報道は今後もなくならないと考えたほうが良いと思います。
「注目されたい」という理由は個人にも適用されます。
例えば、こんなシチュエーションを想像してみてください。
小学校6年生のクラス。
いつも皆からいじめられるほどではないけれども、無視されがちな存在のA君。
彼の父親が警察官をしていて、学校周辺のどこかに殺人犯が潜んでいるという情報を彼だけが知っていたとします。
彼がそのことをクラスの皆に伝えたとしましょう。
あくまで一時的にですが、彼は注目を浴びる存在として迎え入れられることでしょう。
これは例え話なので、極端な例です。
極端な例ですが、A君と同じ心理を私たちの誰もが持っています。
人から存在を認められたいというのは人間の根源的な欲求だからです。
先に言ったとおり、恐ろしげな情報に人は最も敏感に反応してくれます。
自分がその情報を握ったとしたら、それを誰かに言いたくなるのが普通の心理なんですね。
自分自身を注目してもらうために・・。
このようにして、不安を伴った情報は人から人へ伝わり、拡散していきます。
正確なデータや知識が左脳的な要素だとすれば、感情や直感は右脳的です。
こういうときこそ、左脳をフル回転させて、データや知識という武器を使って正しい判断を下す必要があるのですが、あまり左脳を使えない人はこれが出来ません。
左脳が使えない人を別の言葉で表現するなら、論理的思考能力が備わっていない人です。
こういう人しか存在しなければ、その社会は簡単なことですぐパニック状態に陥ります。
物事を正しく判断できる人に求められることは、情報を正しく把握し、社会不安を助長させないための防波堤となることです。
災害も怖いですが、群集心理が引き起こすパニックも同様に怖いものです。
都内でもすでに買占めに走る人が出たり、その兆候が現れています。
そうなって誰が困るのかと言えば、国民全員なのですから、私たちがしっかりしましょう。
頭に来るのは、情報に惑わされる人たちではなくて、知っていてそういう情報を流すマスコミです。
平常時は彼らも生活があることですし、仕方ないでしょう。
この非常時に及んでも、その体質が変わらない人がいることに怒りを感じずにはいられません。

もう一つの理由。
その方が人々を操りやすいとはどういうことでしょう?
歴史を振り返ると、多くの為政者が人々の恐怖心を巧みに操り、リーダーシップを発揮してきたことがわかります。
人の上に立つ立場の人間からしてみれば、不安を持った集団の方が扱いやすいんですね。
パニックを起して人々が暴走を起してしまうのは逆効果ですが、適度な不安感は常に与えておいたほうが都合がよいわけです。
宗教の教祖などは、こうして人の心をつかみます。
まともでない宗教を想像してみてください。
必ずと言っていいほど、人類の滅亡や世界の混乱を示唆するような内容が示されているはずです。
恐怖心を使うのは、マインドコントロールの最たる手段というわけですね。
このマインドコントロールは、必ずしも悪い方向にばかり作用するわけではありません。
例えば、社員の不安感(会社では危機感と表現されます)を利用し、会社の売上を伸ばした場合などは正しい使われ方をされたと見るべきでしょう。
カリスマと呼ばれる経営者などは大なり小なりこの能力を自然に身につけているはずです。
ただ、会社の再建にしても理想的なのは社員全員が最初から正しく状況を認識していて、各人それぞれが最初から危機感を持っていることでしょう。
社員に危機感を持たせて会社を一体にし、会社倒産の危機を乗り越えた。
結果論的には、それでOKかもしれませんが、そもそも不安感を与えるために働きかけた本人に善意があるのか悪意があるのかは神のみぞが知ることであって、危機感などは本来、人から与えられるべき性質のものではありません。
左脳的要素、つまり情報を正しく判断できる能力を持った人であれば、最初からその状況に応じた危機感を自分自身の中に持っているはずなのですから。
外から操られる人間は、思考停止状態に陥っている人だけです。

各国のメディアがこの未曾有の国難にも関わらず、日本の混乱が少ないことに驚嘆の声をあげています。
これはやはり教育水準の高さにあるのだと思います。
原発の情報にしても、教育が行き届いていない国で同じことが起これば、パニックになるのではないでしょうか?
恐怖心を煽る記事を流すマスコミ→それを真に受けて、人に伝えようとする人々
人々の不安感を巧みに操り、悪事を企む為政者→それを真に受けて、信じてしまう人々
この連鎖反応が起きて、社会的な大混乱が起こるような気がします。
パニックを起した群衆がどうなるかは言うまでもありません。
暴動・略奪・逃げる人による交通の麻痺・買いだめ(少し起こっていますが)・経済活動の停止・・
本当はそのことの方が余程怖かったりします。
福島の人たちが意外に冷静に見えるのは、原発に関わる仕事をされている方が多い分、正しい知識を持って、正しい判断を下せる人が多いからでしょう。
東京都内の人々も今のところ大半は冷静さを保っているように見受けられます。
私たちの姿を世界中の人たちが見ているわけですから、しっかりしたいものです。
この震災からの復興が世界中、そして後世の人たちに誇るべき事例となることを願ってやみません。


年間被ばく線量限度とは? [東北太平洋沖地震]


原発に関する情報の続編をやります。
東京の放射線量については、東京健康安全センターが発表した数値が参考になりました。
お断りを入れた上でそのまま掲載させていただきます。

※左側より、時間、(放射線量の)最大値、最小値、平均値を示しています
====================================================================

---------------------- 2011年3月16日 -------------------------
01:00 ~ 01:59 0.0607 0.0506 0.0547
00:00 ~ 00:59 0.0599 0.0514 0.0538
---------------------- 2011年3月15日 -------------------------
23:00 ~ 23:59 0.0599 0.0530 0.0556
22:00 ~ 22:59 0.0763 0.0575 0.0657
21:00 ~ 21:59 0.0980 0.0761 0.0888
20:00 ~ 20:59 0.1680 0.0955 0.1230
19:00 ~ 19:59 0.4580 0.1650 0.3610
====================================================================
18:00 ~ 18:59 0.3200 0.1130 0.2000
17:00 ~ 17:59 0.1570 0.0669 0.0941
16:00 ~ 16:59 0.0749 0.0646 0.0682
15:00 ~ 15:59 0.0715 0.0646 0.0682
14:00 ~ 14:59 0.0752 0.0681 0.0716
13:00 ~ 13:59 0.0722 0.0624 0.0658
12:00 ~ 12:59 0.0777 0.0663 0.0713
11:00 ~ 11:59 0.1510 0.0781 0.1060
10:00 ~ 10:59 0.8090 0.1600 0.4960
09:00 ~ 09:59 0.4650 0.1220 0.2020
08:00 ~ 08:59 0.1230 0.0403 0.0573
07:00 ~ 07:59 0.0507 0.0412 0.0453
06:00 ~ 06:59 0.0576 0.0438 0.0495
05:00 ~ 05:59 0.1120 0.0562 0.0875
04:00 ~ 04:59 0.1470 0.0360 0.1000
03:00 ~ 03:59 0.0384 0.0319 0.0347
出所:東京都健康安全研究センター

昨日のブログに掲載した毎時0.809μシーベルトという数値は3/15の10:00~10:59の間の最大値だということがわかります。
その後、都内の放射線量は落ち着きを取り戻していますね。
2時間後には、およそ10分の1の値にまで下がっています。すなわち通常時の2倍程度です。
目を皿のようにして、各社の記事を読んでいましたが、このように人々を安心させるような情報をすぐに流した報道機関は皆無でした。
放射線量が夜中には最大値で0.0607μシーベルトになっている点からも、都内の放射線量については特に心配するような事態ではなかったということがわかると思います。

今度はこちらの記事を見てください。
本日の内容です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000547-san-soci

福島第一原発の正門前で毎時2399マイクロシーベルトの放射線量が観測されたが、その後毎時1361マイクロシーベルトになったという記事です。
それがどのくらいの基準なのかは、昨日の記事と重なりますので触れません。
私が今日書きたいと思ったのは、記事の最後にある文面。

「一般人の年間被ばく線量限度は千マイクロシーベルト」

これの意味するところです。
これだけでは誤った情報を伝えてしまうと思いませんか?
まるで1000μシーベルトの放射線を浴びると、どうにかなってしまうような記述です。
そして、ほとんどの記事はこの数字を金科玉条のごとくそのままのかたちで掲載しています。
なぜなら、その方が恐ろしげに見えるから。
昨日、ブログにも書きましたが、放射線に関わる仕事に従事する人には50000μシーベルト/年間という数字が放射線にさらされる上限と定められています。
(※任意の五年間で年平均20000μシーベルトという別基準もあります)
実際のところ、どのくらいの放射線を浴びると、どの程度の健康被害が出るのかについては、大量の放射線を浴びた場合は別として、細かい数字は良く分かっていないというのが現状です。
それが放射線に対する人々の不安感を助長しているのは確かです。
ただし、それなりの機関が年に50000μシーベルトと上限基準を定め、なおかつその数値上限によって、問題が起こったというような事実がこれまで公表されていない以上、年間50000μシーベルトくらいまでの放射線量は人体に大きな被害はないと判断することが出来ます。
(※この点、議論の余地は充分にありますが・・)
ただ、今回問題にしているのは50000μシーベルトという値ではなく、1000μシーベルトです。
50分の1です。
一般人の被ばく線量限度年間1000μシーベルトというのは、何を基準に算出された値なのか?
説明されているサイトを発見しましたのでリンクを貼っておきます。

http://kotobank.jp/word/%E7%B7%9A%E9%87%8F%E9%99%90%E5%BA%A6

上のリンク先を読んでいただけばいいだけだと思いますので、細かい説明はしません。
私がどう理解しているかを以下書きます。
自然界から通常受ける被ばく量は平均で年間2400μシーベルトです。
これを上回る部分として、年間1000μシーベルトという数値を限度としているらしいのですが、例えば、東京からニューヨークまで飛行機で往復すると、約200μシーベルト被ばくします。
ということは、東京→ニューヨーク間を5往復すれば、上限値に達してしまいますね。
ところが、飛行機に乗りすぎると被ばく線量限度を超えるから、年に○回までにしてくださいというようなお話は聞いたことがありません(当たり前ですが)。
繰り返しますが、これ以下なら絶対安全という放射線量というのはわかっていません。
ということは、年間1000μシーベルトという数字が危険であると言い切ることはできないのです。
逆にそれ以下が絶対に安全と言い切ることも出来ません。
ただ、放射線作業従事者に定められている基準や、飛行機での被ばく量、さらには自然界からの通常の被ばく、といった他の数値基準から勘案してみるに、年間1000μシーベルトというのはそれほどたいした数字ではないのではないか?というのが、私の見解です。
これらのデータから、異なる見方をする方もいるでしょうし、別にそれを否定する気はありません。
絶対安全とは言い切れないのだから、1000μシーベルトなんてとんでもないと判断される方がいてもいいでしょう。
ただ、マスコミの報道で使われる「一般人の年間被ばく線量限度は千マイクロシーベルト」という言葉は、明らかに国民に誤解を与えてしまう表現ですし、それは問題だと指摘したいわけです。

いずれにしても東京都内の放射線量は本日深夜時点で全く問題にならない数値に戻っています。
マスコミの皆さん、これは大きく報道しないんですね。
私が最も恐れているのは、首都圏の無用な混乱です。
それを避ける意味でもこうした情報を流すことに意味はあると思いますが?

変な雨が降るとか騒いでいる人、周囲にいませんか?
どうか安心させてあげて欲しいなと思います。


福島第一原発事故による影響 [東北太平洋沖地震]


本日も原発関連ニュースいきます。
放射能について取り上げた一昨日のブログ記事の反響がすごくて驚きました。
アナウンサーや専門家などの歯切れの悪い解説に業を煮やして、それなら自分でと調べられている方がとても多いということなのでしょう。
昨日、3/17の夜のニュースでも放射性物質と放射線を混同している記者がいたり、マイクロシーベルト/毎時なのに、単にマイクロシーベルトと報道している番組があったり、とにかく正しい情報が伝わっていないという印象を私も受けています。
こうしたわかりにくいニュースが混乱を助長しているのは間違いのない事実なので、このブログに出来ることとして、そうしたニュースをわかりやすく噛み砕いてお伝えしていこうと思っています。
ただ、繰り返しになりますが、私は原子力や放射能の専門家ではありません。
今、報道されていることから得た事実をわかりやすく整理してお伝えしているだけです。
私が持っている情報はすべて公開されているものばかりです。
ご自身で色々なことを調べていただくきっかけとして、このブログをご活用いただければと思います。

東北太平洋沖地震関連の記事に関しての一切の著作権等は放棄します。
リンク・転載・紹介なんでも結構ですので、ご自由にお使いください。
では本日の内容に・・。

まずはこちらの記事をごらんください。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031709500016-n1.htm

誰が何と言おうと、私は東京電力と福島第一原発付近で命がけの仕事をしておられる作業員の方を応援しています。
私と同じような心を持った人たちが多いことに対して、とても嬉しい気持ちになりました。
命がけの仕事にのぞむ彼らに対して出来ることの一つとして、このような記事を書いています。
パニックを起して、東京電力を批判するのは、今行うべきことではないでしょう。
どうか、取るに足らないレベルの放射線に右往左往するのではなく、正しい知識を身につけて、常識的な行動を取っていただきたいと思います。

次にこちらのニュースを紹介させていただきます。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600874

フィリピンの学校で児童を早退させるなどの大騒ぎになったというニュースです。
正しい知識がないとこういう事態を招きます。
フィリピンで放射線被害に遭い、人体に影響が及ぶ確率など限りなくゼロです。
国としての教育水準の高さがいかに重要か良く分かるニュースなのではないでしょうか?
もし福島原発と同じことがフィリピンで起こっていれば、暴動・略奪を含めた大混乱に陥ることは間違いのないものと思われます。
だから勉強は大事なんだよと子供達に教えるための格好の事例ですね。

ところが、日本でも残念ながらこんなニュースを目にしてしまいました。

http://mainichi.jp/select/today/news/20110316k0000m040072000c.html

すでに関東から逃げ出す人が出ているという報道です。
ただ、このニュース、もう少し落ち着いて検証してみる必要がありそうです。
例えば、

「西日本へ向かうこの日午後の新幹線指定席はほぼすべて満席という。」

という文面からはいかにも大変な様子が伝わってきますが、午後西日本に向かう新幹線の指定席は普段からある程度満席でしょう。
しかも、「ほぼすべて」なわけですから、まだ余裕もあるということです。
関東圏にいる人口を考えれば取るに足らない割合であることに間違いはありません。
だいたいにして、今の関東は余震も続き、電力供給も不安定で、子供を育てるには多少の不安を感じる環境であることには違いありません。
これは放射線のお話とは無関係です。
実家が西にあれば、一時的に暮らしやすい場所に移動される方がいてもおかしくないでしょう。
逆に言えば、そんな状況にも関わらず、新幹線の指定席には空席が残っているのです。
放射線を恐れた人たちのパニック逃走など、ほとんど起こっていないと見るのが妥当でしょう。
さらに・・

「小さな子の体内に蓄積されちゃうと困るからと、4カ月になる乳児を抱きしめた。」

これも、放射線による被害を示唆する内容になっていますが、こういう記事にも注意が必要です。
こういう記事を書く際、多くの記者はこういう質問の仕方をします。

「茨城県でも通常値をはるかに超える放射線が確認されていますが、どう思われますか?」

こんな聞き方をされれば、子を想う母親なら誰でも心配だと言うでしょう。
さらにさらに・・

「店のスタッフとその家族の20人ほどでとにかく西へ向かうという。」

この部分に関しては真偽すら怪しいです。
私も新宿にいますが、こんな人は見たことがありません。
本当だとすれば、余程の怖がりか、脳が完全思考停止状態に陥っている人ですね。
従業員は、この店長が率いているお店の今後の経営の心配をした方が良いと思われます。

この毎日新聞社の報道を見ると、いかにマスコミが不安をあおっているのかがよくわかります。
ただ、今回の地震や原発事故に関して言えば、不安をあおるのでなく、正しい情報を正確に伝えようという強い意志を感じる記事もたくさん目にしました。
その点、プロ意識を持った方がたくさんおられることに驚きました。
例えば、新聞は日経新聞を読んでいますが、日経新聞などは比較的ましな印象を受けています。
毎日新聞社はお話になりませんね。

まずはいったんブログを更新します。
次回は「内部被ばく」と「外部被ばく」について書いてみたいと考えています。

内部被ばく恐れるに足らず [東北太平洋沖地震]


では、引き続き原発関連です。
放射線をご心配されている方々はこちらの情報をご存知でしょうか?

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

文部科学省が各地の放射線量をマイクロシーベルト/毎時形式で公表してくれています。
日本全国の値が一目でわかりますので、これは便利ですね。
一昨日の私の記事を参考にこれらの数字を確認していただくと良いと思います。
何度も言いますが、都内の数字はこれまでのところ健康を心配するようなレベルではありません。
大量の放射線が人体の健康に被害を及ぼすことは間違いのない事実ですが、微量の放射線が人体に与える影響についてはよくわかっていないというのが現状です。
それどころか、今はわかっていないだけで、微量の放射線は健康に良い可能性すらあります。
別に根拠もなく言っているわけではありません。
以下をごらんください。

http://club.pep.ne.jp/~tsunoda/housyasen.html

有馬温泉では自然界の40000倍の放射線量が確認されるくらいですから。
300年後は放射線がマイナスイオンのような扱いになっているかもしれませんよ。
まぁ・・私はなるべくなら浴びたいとは思いませんけど。

ニュースを正確に理解するために欠かせないのが、語彙についての正しい知識です。
みなさんは以下の語句の違いが説明出来るでしょうか?

「放射性物質」、「放射線」、「放射能」

この語句の違いがわからないと、「内部被ばく」と「外部被ばく」についてもわかりません。
今後、ニュースを正しく理解するためにもこの3つの単語の意味はしっかりと覚えておいたほうがよさそうです。
「放射性物質」とは、放射線を出す物質のことです。
ウラン・プルトニウム・トリウムなどたくさんの物質がこれに当たります。
ここで以下のニュースをご確認ください。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031601000628.html?ref=rank

福島の水道水から微量のヨウ素とセシウムが検出されたというニュースです。
これは、「放射性物質」が何らかの原因により外部に漏れ出したことを伝える内容です。
ヨウ素が「放射性物質」であるなら、海藻などに含まれるヨウ素はどうなんだという疑問もあると思いますが、その話をするとややこしくなりますので、ここは単純に「放射性物質」ではないヨウ素もあるのだと理解してください。
原発から漏れ出して問題になるのは、「放射性物質」のヨウ素です。
それが微量ながらも水道水などから検出されたということですね。

次に「放射線」について説明させていただきます。
「放射性物質」から放たれるのが、「放射線」です。
今回、私たちが目にするニュースの多くはこの「放射線」について語られています。
毎時3754マイクロシーベルトの放射線量が確認されたといったような内容の記事は、この「放射線」について語っています。
「放射性物質」と「放射線」の関係は電球と光の関係に似ています。
この場合、電球が「放射性物質」で、光が「放射線」です。
その光の強さが健康被害に影響を及ぼす単位としてマイクロシーベルトが使われています。
わかりにくい方はこう考えてみるとどうでしょう?
マイクロシーベルトをワットに置き換えて考えてみる。
10万ワット以上の光に当たったら危険なんだなと。
その光の発信源が「放射性物質」、光そのものが、「放射線」の量に例えられています。
ワットの使い方も微妙に違いますが、これが一番わかりやすい例えのような気がします。

では、「放射能」とはいったい何なのか?
これが一番誤用されているように感じますが、「放射性物質」が「放射線」を出す能力のことです。
「放射性物質」は一定の期間を経ると、「放射線」をあまり出さないようになります。
この期間は「放射性物質」によって様々なのですが、一般的に「半減期」と呼ばれる表現で説明されます。
「半減期」は短いもので100分の一秒、長いもので141億年と実に様々です。
例えば、ヨウ素の半減期は8日間。
100の「放射線」を出していたとすれば、8日後に50に、そのまた8日後に25に減っていくというように理解してください。
「放射性物質」が「放射線」を出さなくなると、「放射能」がなくなったと言えるわけです。
ただ、実際に全くのゼロになることはありませんから、人体に影響を及ぼさないレベルにまで低下した段階で、「放射能による被害は認められない」というような使い方をします。

「放射性物質」、「放射線」、「放射能」の違いはご理解いただけましたか?
では次に「外部被ばく」と「内部被ばく」について説明します。
「外部被ばく」というのは、「放射性物質」から放たれる「放射線」を身体に浴びることを指します。
昨日からのブログで書いてきたのは、この「外部被ばく」に関してです。
新聞などで目にする「1000μシーベルトは年間線量限度」などの表現はすべてこの「外部被ばく」を前提としています。
つまり、「外部被ばく」は「放射線」の量と相関関係にあるわけです。
「外部被ばく」から身体を守るための3原則というものがあります。
「時間」、「距離」、「遮蔽」がこれに当たり、
要するに
①(「放射性物質」に)時間が経つまで近づかない
②(「放射性物質」から)なるべく離れる
③(「放射性物質」から)何か(壁や服など何でも)で身を守る
この3つが「外部被ばく」を防ぐための基本的な考え方となります。
例えば、以下の記事をご覧下さい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000109-jij-soci

茨城県にて、15.8マイクロシーベルト/毎時の放射線量が確認されたというニュースです。
これは「外部被ばく」の可能性について語っているわけですね。
またこんなニュースもありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000898-yom-soci

一昨日の記事で毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の放射線量が確認されたという記事を紹介させていただきましたが、

「飛散した4号機の側壁に、何らかの原因で高濃度の放射性物質が付着していたり、長時間放射線にさらされた機器の破片が飛んだりした可能性が出てきた」(東電社員)

と推測されている通り、建屋の爆発などにより飛んできた「放射性物質」がすぐ近くにある状態で計測された値である可能性が高いということです。
これについては異論もあるかと思いますが、私もそう考えています。
なぜなら、原発付近の放射線量についてこの後、400ミリシーベルトを超えたというような報道は一切目にしなかったからです。
ちょっと困るのは、正門付近での放射線量の定点観測を本日時点でやめてしまったことですね。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110317-OYT1T00464.htm

安全対策上、仕方がないのでしょうが、同じ地点で数値を比較するから意味があるのであって、別の場所に移動してしまうと、推移がよくわからなくなってしまいます。

次に「内部被ばく」についてです。
こちらは「放射性物質」と相関関係にあります。
「放射性物質」が何らかの要因によって体内に取り込まれてしまうことを「内部被ばく」と言います。
何らかの要因とは、飲食、呼吸、傷口からの浸入を指します。
理由はわからないのですが、この「放射性物質」、う○こになって身体の外に出ていくといったことはないらしいんですね。
つまり、身体の中に留まってしまうということです。
「内部被ばく」、つまり体内に「放射性物質」を取り込んでしまうと、その「放射性物質」は「放射能」がなくなるまで「放射線」を発し続けます。
どのくらいの期間「放射能」が持続するのかは各物質の「半減期」によります。
例えば、ヨウ素の場合。
取り込んでしまった量にもよるのでしょうが、ヨウ素の半減期は8日間とされていますので、3ヶ月も経てば「放射能」は0.01%以下となり、健康上問題のない値へと減っていきます。
ただ、それまでの期間「放射性物質」の発する「放射線」を体内に直接浴び続ける(表現はおかしいですが)ことになるので、「外部被ばく」とは比較にならない怖さです。
しかも、今回検出された放射性物質セシウムの半減期は30年とされていますので、一度体内に入ってしまうと、ほぼ一生「放射性物質」からの影響を受け続けることになります。
「内部被ばく」について、ここまでが恐ろしいお話。
ここからが大切なのですが、実はこの「内部被ばく」についても人体への影響の度合いについては良く分かっていないんです。
ヨウ素による「内部被ばく」が甲状腺がんを引き起こす要因となるというのは、よく知られていますが、このメカニズムを簡単に説明させていただきます。
ヨウ素というのは、甲状腺ホルモンの形成に必要な養分です。
体内にあるヨウ素は甲状腺に集められる性質があります。
最初に説明しましたが、ヨウ素には「放射性物質」(悪いヨウ素)といいヨウ素の二種類があります。
(※説明が大変なので、そういうことにしてあります)
「内部被ばく」を防ぐためにヨウ素を飲めばいいというのは、言わば、このいいヨウ素を過剰に摂取することによって、甲状腺が体内の悪いヨウ素を集めようとさせないようにする処置です。
こんなイメージですね。

「放射性物質」であるヨウ素が体内に取り込まれた

身体の機能:「ヨウ素がいっぱいやってきたからそっちに送るよ~」

甲状腺:「もう充分にあるからいらないよ~」

そして、体内の悪いヨウ素の「放射能」がなくなるまでいいヨウ素を取り続けるわけです。
いいヨウ素が不十分であれば、体内の「放射性物質(悪いヨウ素)」は甲状腺に集中し、甲状腺で悪さをしてしまいますから。
これが一般的に恐れられている「内部被ばく」です。
(※わかりやすくするためにかなり単純化していますが・・)
「内部被ばく」にはヨウ素を飲めばいいと言いますが、それはヨウ素に対しての処置であって、他の「放射性物質」にヨウ素は効きません。
今回はセシウムなど他の「放射性物質」も流出しているのですから、ヨウ素が「内部被ばく」に対する万能薬となるわけではないんですね。
セシウムを体内に取り込んでしまうことだって、「内部被ばく」なのですから。
それなのになぜヨウ素だけがこんなに注目されているのでしょう?
私が考えるに、これはチェルノブイリの事故に原因があります。

※余談
過去最悪の原発事故、チェルノブイリにおける死因のほとんどは「外部被ばく」によるものです。
チェルノブイリは人災です。今回の事故とは比較になりません。例えば、事故があってから現場付近30km未満の人の避難が始まったのは事故が起き、高濃度の放射線が検出されるようになってから一週間後ですし、60万~80万人とも言われる作業員が現場に行って手袋など最低限の対策すら不十分なまま「放射性物質」を手作業で処理していました。これで死人が出ない方が不自然です。現在の福島原発よりもはるかに高濃度な「放射性物質」が散乱している現場に何十万人もの作業員がいたわけですから。このときの犠牲者数をもって、今回の事故による犠牲者数を推計するのはあまりに馬鹿げています。

これまで「内部被ばく」について触れなかったのは、その恐ろしさの根拠が曖昧だからです。
チェルノブイリほどの大事故で、なおかつ発生からこれだけの年数が経っている事故についても、「放射性物質」と「内部被ばく」の相関関係については曖昧な結論しか得られていません。
唯一、因果関係が認められているのが、ヨウ素の大量摂取による甲状腺ガンです。
この経験によって、内部被ばくにはヨウ素という社会通念が生まれてしまったものと思われます。
過去の経験則から出てきたお話なんですね。
繰り返します。
あれ程の大事故で、なおかつ被ばく回避への必要な対策もほぼなされなかったにも関わらず、「内部被ばく」による健康被害についての報告は中途半端な結論しか得られていないのです。
唯一、因果関係が認められたのがヨウ素です。
ヨウ素の半減期は8日と短いですし、必要な対策を取れば、恐れるに足りません。
チェルノブイリでは何の対策もしなかったのに、「ヨウ素の内部被ばくによる甲状腺ガンの増加が認められる!・・・かなぁ?」程度の結論しか得られていないのです。
セシウムの半減期は30年と確かに長いですが、それがどのように人体に影響を与えるのかについてはほとんどわかっていません。
怖い理由は簡単で、よくわからないからなんですね。
私を含め、誰もが「これなら絶対安全」と言い切れないから怖いわけです。
言い切れない理由は過去のデータがあまりに少ないからです。
原発事故による「内部被ばく」によって一般市民の生命に危険が及んだ事例はチェルノブイリしかありません。
ですから、そのときの経験を元に「ヨウ素、ヨウ素」といわれているんですね。
「内部被ばく」による被害者数は、最悪の事故に最悪の対応が重なったチェルノブイリでさえ、その程度です。
現場から100km以上も離れた場所で、「風に乗って飛んでくる」、「水に混ざって流れてくる」程度の「放射性物質」など取るに足らないレベルの「放射能」しかありません。
万が一、身体に取り込んでしまったとしても、たいした問題ではないでしょう。
専門家はそうと言い切ることが出来ないのがかわいそうです。
(彼らは間違ったことは言えませんからね)
でも、私の個人的な判断では、恐れるに足らない問題です。
私にとっては「内部被ばく」よりは、「外部被ばく」の方がまだ心配。
変なストレスを感じて頭がハゲることの方がもっと心配。

それよりも今から都内で大規模停電恐れありとのこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000519-yom-soci

こちらの方が余程深刻な問題です。
東京電力、頑張れ!

※追記
3/17付けでLos Angeles Timesが原発事故についての記事を載せていました。

http://www.latimes.com/news/science/la-sci-quake-radiation-workers-20110318,0,4400319,full.story

一番下の方にチェルノブイリの主に「内部被曝」についての話題が触れられています。

Even in Chernobyl, nobody in the general population suffered radiation sickness. The U.N. says that 6,500 cases of thyroid cancer can be attributed to the disaster, but because the cases were closely monitored and treated, only a few were fatal.
Those occurred mainly because people were not warned to stop drinking milk — the main way that dangerous quantities of radioactive iodine enter the body. The isotopes land on the grass, which is then eaten by cows, turning their milk radioactive.

ポイントのみ書くと、
チェルノブイリでは一般人に深刻な被害は出なかった。
国連によると6500人に甲状腺ガンが認められた。
※注 推定母数500万人以上なので、6500人とは言え、割合にすれば0.1%程度と思われます
その中のごく一部は重症化したが、ほとんどは治療された。
ガンの原因は放射能汚染された草を食べた牛から搾乳した牛乳によるものが大半である。

牛乳の話は知りませんでしたが、チェルノブイリでもこの程度ということです。




救援物資が届かない [東北太平洋沖地震]


まずは、こちらのニュースをご覧になってください。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011031601176

菅首相の「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」という発言を取り上げたニュースです。
またしても、怪しげな報道です。
今日はこのニュースの検証から始めたいと思います。
まず、最も重要な点は本人が公式の場でこのように発言したわけではないということ。
噂話がそのまま記事になってしまっているんですね。
この非常時にこの記事はあまりにひどい。
時事通信社の記者のレベルの低さにあきれ果ててしまいました。
仮に、菅首相がこの文言と一言一句変わらない発言をしていたとしましょう。
「東日本がつぶれる」という発言は確かに不謹慎かつ不適切ですが、それでもニュースの見出しにあるように「最悪なら東日本はつぶれる」という意味に解釈するのは間違っています。
この発言の主旨は、「常に最悪の事態を想定した心構えで行動せよ」ということでしょう。
それは日本の首相として当然の心構えだと私は思うのですが?
仮にも記者と呼ばれる人がこの程度の国語力しかないのは非常に問題ですね。
わざとやっているのなら、ほんといい加減にして欲しいなと思います。

あと、このニュースも見てください。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/aid_from_overseas/?1300418596

米政府の原発支援を政府が断ったという事実は、私は全く認識していないと枝野官房長官が否定しているニュースです。
考えられるケースは3つ。
一つは、事実であるが、予想外に批判されたため、あるいは国民にそれを伝えるつもりはないのに伝わってしまったため、それは事実ではないと政府が嘘をついているケース。
もう一つは、全くの事実無根で、他の政党が民主党の足を引っ張るために偽の情報を流したケース。
三つ目は、マスコミや報道機関が事実を捏造したケース。
その真偽を知るすべは私にはありませんが、いずれにしてもろくなものではありません。

以上、余談。

さて、原発関連のニュースは一休みして、個人的に目下最大の関心事である被災地への救援物資補給の問題を取り上げたいと思います。
現地の人たちにとっては、こちらの方が余程深刻な問題かと思われます。
この問題に優先順位をつけるなら、まずは燃料です。
ガソリン不足が最大の問題です。
ガソリンは、陸上から物資を運搬するトラックばかりでなく、被災地で活躍するショベルカーなど重機の貴重な燃料源でもあります。
さらに、自家発電の燃料としても使われています。
ガソリンの問題がネックになって、救援物資が届いていない事例が多く出ているものと思われますので、ガソリン問題が解決すれば補給の問題はかなり改善されるはずです。
ただ、ガソリン不足が問題になっていると言っても、それは量的な問題ではありません。
こちらの記事をご確認ください。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110318ddm002040031000c.html

東北地方では、被災前は一日約38000キロリットルのガソリン需要があったとのことです。
その一方でこうしたニュースもありました。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110317/chn11031721490008-n1.htm

中国が1万トンのガソリンと1万トンの重油を無償提供してくれたというニュースです。
これは素直にありがたいです。
(※重油は、発電や大型船舶の燃料、精製してアスファルトとして使われます)
単位がそろっていないとわかりにくいので、修正しておきます。
1000万キロリットルのガソリンを無償提供していただいたわけです。
仮に現在の東北地方でのガソリン需要を50000キロリットルと見積もっても、200日は持つ計算になります。
今は逆に需要が減っているものと思われますから、実際はもっと長持ちするでしょう。
中国から無償提供していただいた分だけでこれだけの量があるのですから、当面は供給量面での不安はなさそうです。
ただ、問題はスピードなんですね。
いかにそれを早く現地に届けるか?
そこが問題の焦点なわけです。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103160215.html?ref=recc

枝野官房長官から買い占めを自重する旨の発表がなされましたが、これはここ数日のお話とみてよいと思われます。
一般市民がガソリンを買いだめすると言っても、車に満タンにしておくくらいしか出来ません。
不要不急の車での遠出を状況が落ち着くまでは控えておくという対応が正解です。
さて、なぜその肝心のガソリンが現地に届かないのでしょう?
それを考える前に、陸海空それぞれの側面から到達手段を考えてみます。
まず、空。
航空機で大量のガソリンを運ぶというのは現実的な手段ではありませんね。これは外します。
そして、海。
大量のガソリンを海上輸送するというのは、かなり現実的な選択肢に思えます。
それなのに、大量のガソリンを船で陸地に運ぶことに成功したといったニュースは聞きません。
なぜ、それが出来ないのかと言えば津波です。
津波の影響で港や港から被災地を結ぶ道路が寸断されてしまっているのでしょう。
そうであれば、これは海の問題ではなく、陸の問題と言えます。
最後に、陸。
陸上輸送であれば、列車か車となりますが、列車もすぐに復旧は難しいでしょう。
このように絞っていくと、結局、車でどう運ぶのか?という問題に行き着きます。
人が目的地にガソリンを持って到着するために必要な要素は3つあります。
すなわち、専用車両、車両用の燃料、道路ですね。
今回の地震ではこの三要素全てに甚大な被害が出てしまいました。
この3つの問題それぞれ解決しなければ、ガソリンを現地に供給することが出来ません。
まずはガソリンを運ぶタンクローリーについてのニュース。

http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK055690220110317

タンクローリー300台が投入されたという記事です。
例によって、数字は単体では意味を持ちません。
タンクローリー300台と言われても普通の人にはピンと来ない数字です。
もう少し詳しく読んでみると・・・ありました。
「東北地方で(中略)ガソリン等を供給するタンクローリーは約400台」
数字ばかりになると読みにくくなるので、細かい数字が省かれている記事が多いのですが、最低限このくらいは言ってもらわなければ、300台だけでは意味がわかりません。
でも、これだけでも不十分ですね。
実際、何台くらい必要と見積もられているのか、通常時には何台が稼動しているのかなどの情報がなければ、どう判断すれば良いのか悩みます。
倍近くの数字になるということで、ここでは車両問題は解決したと判断することにします。
次にタンクローリーを動かすための燃料の問題です。
被災地のガソリン不足とほぼ同じテーマと考えて、いったん横に置いておきましょう。
最後に残るのは、道路の問題ですね。
瓦礫などで通行不可になっているばかりでなく、原発事故の影響でその周辺の道路が寸断されています。
風評被害もあるでしょうね。
現状で原発周辺道路を走れと言われたら、難色を示すドライバーが多いのは容易に想像できます。
原発以外の理由で、寸断されてしまっている道路は一刻も早い復旧が求められています。
ここを最優先で解決しなければならないのですが、最初に書いたとおり、それを行う重機を動かす燃料はガソリンです。
これはタンクローリーへの給油と全く同じ問題です。

重機やタンクローリーが動かない→道路が通れない→ガソリンがこない→重機が動かない・・・

このようにして、負のスパイラルに陥っていますね。

では、どうすればいいのか?
まずは給油活動。
食料運搬や医療物資を運ぶ車など人命に関わる任務を担った車両と同じく、重機やタンクローリー車への給油を最優先と位置づけること。
優先順位のランク付けを行って、その任務に応じて給油量を定めること。
次に重機での復旧活動。
どの道路を優先的に復旧させるべきかを決めるための部署を設置し、権限を与えること。
個人個人が勝手に重機で枝葉の先のような道路を復旧させていても埒があきません。
次に人の問題。
私はなるべく多くの被災者に現場を離れていただくのが良いのではないかと考えています。
もちろん、家族全員の無事が確認できた方に限りますが・・。
あんな寒い体育館の中で凍えているよりは、電力の問題が起きていない関西地方などにあるしかるべき施設にいったん移動した方が良いでしょう。
住み慣れた土地を離れるのはつらいでしょうが、食料なども不足しているようですし、ここ数週間の間であればご納得いただけるのではないでしょうか?
すでに京都府と滋賀県では被災者の受け入れを開始しているようです。

http://www.pref.shiga.jp/bousai/kinkyu_110316_2.html

現実的な問題として、人が減ることで補給活動が楽になり、多くのガソリンが節約されます。
安全な地域の施設に移動すれば生命の安全は保証されるでしょう。
東北地方における一般人の車での移動も場合によっては一時的に制限されるべきだと思います。
被災地の様子を見に行ったりと、心配なのは本当によくわかるのですが、二次災害の危険もありますし、ここ数日の間だけでも安全な場所に留まっていていただいた方がいいような気がします。
この点、情報不足が混乱に拍車をかけているように思いますので、身元の安否確認情報を最優先に、被災地の方が必要な情報を入手できる環境を整えることが大切です。

Googleが震災早々に消息情報を共有できるサービスを開始しました。

http://japan.person-finder.appspot.com/?lang=ja&redirect=0

とても良いサービスだと思うのですが、こうしたサービスは一元化されることで本来の威力を最大限に発揮するものです。
決して難しいものではありませんが、PC経験のない高齢者が使いこなすことは難しいでしょう。
各避難所にPCとそれを扱えるスタッフを配置し、このサービスで全ての情報共有をするなど工夫をして欲しいものです。

ガソリンの問題は先に触れたとおり、

重機が動かない→道路が通れない→ガソリンがこない→重機が動かない・・・

の悪循環となっていますので、どこか一つが解決すれば、

重機が動く→道路が復旧する→ガソリンが運べる→重機に給油できる・・・・

このように、問題は一気に解決に向かうはずです。
要するに、悪循環状態を断ち切るポイントは優先順位を決めるということなんです。
利害関係があるのは、世の常ですので、その優先順位通りに物事を進められるかどうかは政治のリーダーシップにかかっています。
リーダーシップが最大限発揮されるためには、フォロワーシップ、すなわち従う側の姿勢も非常に重要となります。
今はこのように大変なときなのですから、冒頭取り上げた二つの記事のように足の引っ張り合いをするのではなく、全員が一丸となって取り組みたいものです。


福島第一原発事故の最大の懸念事 [東北太平洋沖地震]


こんばんは。
放射線を心配する必要はないという記事を何回かにわけて書いてきました。
誤解していただきたくないのですが、私は決して原発推進論者ではありません。
私が言っているのは、東京を初めとした多くの地域において、放射線は心配するようなレベルではないということであって、原発を肯定しているわけではないです。
今回の原発事故以降、心配しなければならない点は以下3点です。

①放射線による直接的・間接的な被害
②風評による経済的損失
③今後のエネルギー問題

これまで書いてきたように、①の放射線による直接的な被害はそれほど心配するようなものではありません。
(※間接的被害については3/21のブログ記事をご確認ください)
「外部被曝」に関しては、公表値を確認する限り、発電所近辺を除いては、健康被害が出るような値は観測されておりませんし、「内部被曝」の問題についても、チェルノブイリでの事例に見るようにそれほど恐れるようなものではありません。
原発に否定的な人たちのコメントや、一部のマスコミなどの過剰な報道によって、極端に恐ろしいものとして一般に認識されているだけです。
「放射性物質」が体に入る「内部被曝」が一番恐れられているようですが、よく考えてみてください。
チェルノブイリで問題になったのは、ヨウ素を主因とする甲状腺ガンですが、チェルノブイリの人たちのように大量、かつ持続的に「放射性物質」であるヨウ素を摂取しても、体に問題が起きたのは甲状腺だけなのです。
逆に言えば、「放射性物質」が甲状腺以外の部位に異常を及ぼしたという事実は確認されていないということです。
「放射性物質」が甲状腺に集中してしまったから、その部位に異常をきたしたわけなんですね。
今回の事件は3つの理由により、そのリスクは回避されます。
第一に、甲状腺にヨウ素が集中しないための薬品が用意されていること。
第二に、当時のチェルノブイリ近辺の人たちと異なり、日本人はヨウ素が不足していないこと。
(※体内の(放射性物質でない)ヨウ素が不足すると、甲状腺に問題のあるヨウ素が集められます)
第三に、今後しばらくの間、食品などに含まれる「放射性物質」の量については厳しくチェックされていく可能性が高いということ。
二日前の記事の最後にあるとおり、チェルノブイリの人たちがヨウ素を摂取することになってしまった主因は、「放射性物質」が含まれた草を食べた牛から搾乳した牛乳によるものです。
日本において、そのような失敗が起きるとは考えにくいです。
何度も言いますが、原発事故の「内部被曝」による健康被害はチェルノブイリのヨウ素問題しか確認されておりません。
体内に入ってくる微量の「放射性物質」は、一つの部位に集まって初めて健康被害が確認される程度の放射能しかないということです。
ちょっと入ったくらいでどうにかなるようなレベルの放射能ではないのです。
怖いとすれば、体中にある「放射性物質」ヨウ素が甲状腺に集まってしまうことですが、その問題も上の3つの要因により、ほぼ回避が可能です。
ヨウ素の半減期は8日間ですから、3ヶ月もたてば、ヨウ素の放射能はほぼゼロになります。

放射能の問題については、これまでしつこいほど取り上げてきましたから、ここまでにします。
本当は福島原発の原子炉の問題について解説をしたいのですが、文章だけでテレビのニュース以上に、わかりやすくお伝え出来る自信がないので、それは取り上げません。
(※上手くまとめられれば、やらせていただきますが・・)

私たちが本当に心配しなければならない問題は放射線ではなく、他にあります。
それが冒頭に取り上げた残り二つの問題。
すなわち、今回の原発事故による風評被害と、今後のエネルギー問題です。
すでに以下のような問題が起こり始めているようです。

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2791206/6971192

さすが中国という感じですね。
中国の塩には、ヨウ素が含まれているとのことで、それを買い求める人が殺到しているというニュースです。
そして、こんなニュースも・・・

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103180611.html

真偽のほどは精査する必要がありますが、何ともありえそうなお話です。
現在日本から輸出される工業製品に基準値を超える放射線量が確認されるとは考えにくい。
事実だとすれば、まさに風評被害の典型ですね。
このブログをこれまで読んでこられた方なら、「あほらしい」と鼻で笑っていただけるのではないかと思います。
でも、放射能について正しい知識がない人にとって、放射能はこれほど恐ろしい存在なんですね。
日本人でも、まだまだ放射能についてあやまった認識をされている方が多くいます。
私たちに求められていることは、私たちの一人一人が一日も早く放射能についての正しい理解をすることです。
それがこの風評被害による問題を防ぐことにつながりますからね。
そう思って私もここ数日はこの問題ばかりを取り上げているわけです。

最後に、今後のエネルギー問題。
これが一番深刻な問題です。
今回の原発事故が起こった後の各国の原発に対する対応です。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170095.html

http://news24.jp/articles/2011/03/15/10178391.html

そして、こちらを見てください。
ウィキペディアからの抜粋です。

世界の原子力発電所開発状況
31か国中上位15か国を掲載。2007年のデータ。

アメリカ : 104基 10,606万kW
フランス : 59基 6,602万kW
日本 : 55基 4,958万kW
ロシア : 27基 2.319万kW
ドイツ : 17基 2,137万kW
大韓民国 : 20基 1,772万kW
ウクライナ : 15基 1,384万kW
カナダ : 18基 1,343万kW
イギリス : 19基 1,195万kW
スウェーデン : 10基 938万kW
中国 : 11基 912万kW
スペイン : 8基 773万kW
ベルギー : 7基 612万kW
台湾 : 6基 516万kW
インド : 17基 412万kW
世界合計 : 435基 39,224万kW
(※参照元:ウィキペディア「原子力発電」の項より)

少し古いデータで申し訳ないのですが、数字に大きな変動はありません。
これを見ると、原子力大国はアメリカということになるのでしょうが、実はアメリカは1979年のスリーマイル島の原発事故以降、一基の原子炉も作っていません。
アメリカ製の原子炉に対しての信頼が失墜、アメリカ国内で猛烈な反対運動が起きたからです。
原発事故というのは、そのインパクトがあまりに強烈なため、一度の事故でそれ程の影響力があるんですね。
当時、世界で一番の原子力大国が、ただ一度の事故でその後30年、一つの原子炉も作れなかったわけですから。
アメリカを除けば、原子力発電が盛んな国はフランスと日本です。
特に日本は、原子炉の安全性については、世界一といっていい程の評価を受けてきたんです。
その日本がこのような事故を起こしたわけですから、世界各国が原発に及び腰になるのも無理はありません。
日本の電力全体における原発の供給割合はおよそ3割ですが、その日本各地においても今後原発反対の運動が活発化してくるものと思われます。
私も今回の事故で原発の恐ろしさについて再認識させられることになりました。
世間一般の人たちの放射能に対する恐怖心は、私の想像をはるかに超えていましたし、原発のある土地に住むことのリスクも予想以上でした。
支援物資の補給が困難になっている状況などを見ると、本当に心が痛みます。
少なくとも、どのくらいの放射線を浴びると、どのくらいの健康被害が出るのかという点や「内部被曝」の健康への影響の度合いなど、もっとはっきりとしたことが言えるようになるまで研究が進まなければ、原発は大丈夫と言われても誰も信用しないと思います。
放射線にせよ、「内部被曝」にせよ、現在上限とされている値をかなり超え被曝したとしても、健康上問題がないはずですが、それを客観的に証明できる科学的根拠がないことが問題を大きくしているように感じます。
いずれにせよ、今回の事故で、新しい原発を作ることはほぼ不可能になったと見て良いでしょう。
中国やインドといった多くの人口を抱える国が今後ますます豊かになっていき、エネルギー需要が増していく中、原発に頼らずどのようにしてやっていくのか?
この答えは誰も持ち合わせていないように思いますし、今後私たちが一番注視していかなくてはならないことのように感じています。


放射能がくる? [東北太平洋沖地震]


こんばんは。
何やら妙な使命感に駆られて原発関連の記事ばかり書いていますが、被災者のために私に出来ることとして、これもアリなのかなと感じております。
昨日、風評被害について書きましたが、早速以下のような記事を目にしました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014780791000.html

あってはならないことが起きつつあります。
こういうことを防ぐためにも一人でも多くの方が正しい知識を身につけることが大切ですね。

ところで、昨日発売の雑誌AERAの表紙を目にされた方はおられますか?

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=12467

朝日新聞出版はどんな思いでこのような表紙を作っているのでしょう?
商売とは言え、決して許されるようなものではありません。
「放射能がくる」ってあまりにもひどいキャッチコピーです。
「放射能」の使い方も間違っていますしね。
編集者には、雑誌の社会的存在意義をあらためて考えなおしていただきたいものです。

さて、内部被曝についての解説は私も書いてきましたが、日本核医学会というところのHPでわかりやすい記事を発見しました。
内部被曝についてご理解が進むのではないかと思われます。
こちらもぜひご一読ください。

http://www.jsnm.org/japanese/11-03-18

○○シーベルトという放射線量については、多くの方が正しい理解をするようになり、恐怖心が薄れてきたように感じています。
私が15日に紹介させていただいた放射線と健康被害の関連性を示した表も、テレビや新聞などいたるところで目にするようになりました。
ところが、内部被曝に関しては、まだまだ情報量が不足しているようです。
はっきりしたことは誰にも分かっていないのですから、調べてもあまり良い情報は得られません。
チェルノブイリの事例などを参照しながら、自分なりの判断基準を設けてそれに従って行動していくしか仕方ありませんね。

ところで、今回の震災には、意思決定の遅い日本にしては珍しく、迅速かつ適切な対応をした機関があります。
それは日本銀行です。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819591E3E6E2E3E18DE3E6E2E1E0E2E3E39F9FE2E2E2E2

14日に即座に15兆円の資金を市場に投入したというニュースです。
これは、もっと高い評価を受けても良いような気がします。
地震や原発関連のニュースにまぎれてあまり注目されませんでしたが、円は17日に76円25銭という戦後史上最高値を更新しました。

http://www.asahi.com/business/update/0317/TKY201103170180.html

これまでの円相場は1995年4月19日の79円75銭が最高値だったのですが、円相場はリーマンショック以降上昇を続け、それを超えるか超えないかのラインにずっと留まってきました。
人間の心理として、史上最高値というのは一つの目安になっているようで、ずいぶん長い間円高と言われているにも関わらず、80円を上回ることはなかったんですね。
ところが、今回の震災をきっかけとしていとも簡単にそれを超えてしまったわけです。
日銀の迅速な金融緩和策がなければ、どうなっていたかわかりません。

ここで経済に詳しくない方のために簡単に市場メカニズムを解説しておきます
金融緩和の効果は大きく二つです。

①円安になります
②金利が下がります

なぜ、円の価値と金利が下がるかわかりますか?
金融緩和によって、出回ったお金は銀行にいきますね。
銀行にはお金があふれます。
銀行は無駄な資金を持っていることを嫌いますので、そのお金を誰かに貸そうとします。
他の銀行も同じことを考えます。
自分の銀行からお金を借りてもらうために、金利を下げる必要が出てくるわけです(②)。
金利が下がるということは、円を大量に銀行に預けている資産家からすれば、あまりお金が増えなくなることを意味します。
円を金利の高い他の通貨に両替しようとしますので、円が売られることになるわけです(①)。
投資家は以上のようなお金の動きをわかっていますので、日銀が金融緩和をすると発表しただけで円を売ろうとして、円安に振れやすくなります(これをアナウンスメント効果といいます)。
ところでなぜ震災になると、円高になるのでしょう?
色々と要因はあるのですが、一番大きいのは以下の理由です。

壊滅的な被害を受けた企業や個人が保険会社に保険金を請求する

保険会社が保険金を支払うために大量のお金(円)が必要になる

大量の海外資産を売却する

そのお金を大量の円に両替する(円を買う)

このような理由になり、円が大量に買われることが予想されるため、円の価値が上がることを見込んで多くの資産家が円を買おうとするんですね。
それを防ぐために、円を大量に市場に投入してしまおうというのが今回の日銀の対応です。
一日で15兆円もの資金供給を行うというのは過去最大ですが、これを即座に決断した日銀の対応は賞賛されてしかるべき処置だったように思います。
15兆円という資金の根拠はおそらく阪神淡路大震災です。
あの地震の経済的損失は約10兆円と言われていますが、日銀は今回の地震の規模を見て、被害はそれ以上の金額になると予想し、迅速な処置を行ったわけです。
日銀が金融緩和を決めた14日の段階でこの判断を下すのは、少し難しかったのではないかと思いますが、賢明な判断だったと思います。
ところが、15兆円もの資金供給も空しく、3日後には円は過去最高値となってしまいました。
これは、地震による被害だけでなく、福島原発の様相が予想外に悪い方向に進んでいったことも原因として考えられます。
その後、G7が協調介入して、円を買い戻すという動きがあり、日本円は20日20時現在で80円59銭と少し落ち着きを取り戻しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000239-yom-bus_all

この各国の対応も本当に素晴しかったですね。
日本の輸出産業が地震による直接的被害に加えて、円高による大幅な減収を強いられるという最悪のシナリオが回避されたわけですから。
100年前の世界では考えにくいケースだったように思います。
なんだかんだ言いながらも人類は過去の反省を活かしながら、成長しているのです。

非常時において、ミスは大きく取り上げられますが、良かったことはあまり取り上げられません。
今日は今回の震災で良かったこととして、14日の日銀の金融緩和策を取り上げてみました。


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